先日、フクロウの写真をお撮りになった方からお手紙を頂きましたのでご紹介します。(ご本人に掲載について承諾済みです。)
私達一家は、昨年4月に我孫子市栄に引っ越してきました。
主人が2方向から森の木々が眺められるこの土地が気に入ったからです。
しかし、私は自然のそばに住む事に少し抵抗がありました。
不安は的中し、毛虫が風にのり干した布団についたり、無数のカメムシが洗濯物についたり、げじげじが家の中に侵入してきたり・・・。数々の騒動がありました。
しかし、私の予想を裏切り、ここでの生活は私達家族に四季を通じて色々な物をプレゼントしてくれました。
5月には大木に絡まる山ふじの鮮やかな紫色、春から秋にかけてモーモーと鳴く牛蛙の声に驚き、庭に遊びにきた大きなナナフシに子供達は大喜びでした。
最近の大きなニュースは、娘がふくろうを見つけたことでしょうか。
動物園にしかいないと思っていたふくろうが直ぐ近くの木に留まっていたのです。
また、昨日から鶯が春の訪れを告げる練習を始めました。
この素敵な森が今壊されかけています。
全部埋め立てをして16階建てマンションに変わろうとしています。
この計画を知り、私達は慌てて市役所に行き話を聞いてきたり、本を読んで勉強を始めました。
そして色々なことに気づきました。
ここにあって当然だと思っていた森をどうしてもっと早くから守ろうとしなかったのか。
法律は私達市民の環境より大企業を守るんだと・・・。
気づくのが遅かったかもしれません。
でも、何もしなければ予定通り森は無くなってしまいます。
我孫子市は「鳥との共存」を掲げている全国でも有数の市です。
また、この森は少なからずとも地球温暖化の防止に役立っているはずです。
何とかこの森が残るよう活動し、皆様のより大きな声が保存に繋がると思いますのでご協力をお願い致します。
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